Raspberry Pi で日本語表示・入力をする
あらすじ
Raspberry Piで日本語を表示する
日本語入力もできるようにする
日本語表示する
さて、Raspbianは初期状態で日本語を表示できません。
試しにデスクトップ左上のメニューからPreferences>Raspberry Pi Configrationを選択し、Localizationタブで一通り日本向けの設定を選択します。
タイムゾーンはArea:Japanに設定しておいたら、自動的にArea:Asia Location:Tokyoに変更されました。どちらでも問題ないと思います。
キーボードはWindows向けのキーボードを使っているのでCountry:Japan Variant:Japanese(PC-98xx Series)で。下のテキストボックスで入力テストができるので、記号系が正しく入力できるかは確認しておいたほうがいいかもです。
で、設定を一通り終えると再起動するか聞いてきますので、そのまま再起動。すると
あ、あれぇ、日本語ってこんな形してたっけ・・・
と、見事に文字化けしますので、ここで慌てずターミナルを開き、以下コマンドを打ち込みます。
sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
※改行しないで一行で入れてください
これで文字化けが解消され、無事日本語表示できるようになります。「ゴミ箱」という文字を見て、心が安らぎました。
ちなみに、文字化けが解消されない場合は一旦再起動してみてください。
sudo reboot
日本語入力もできるようにする
残念ながら、先ほどまでの手順はあくまでも「表示」するための手順であり、まだラズパイは日本語入力ができません。
で、日本語入力ソフトとしてuim-mozcを入れます。
こちらはあっさりと、パッケージさえインストールできれば入力できるようになります。
デスクトップ右上にオレンジのアイコンが出ていればOK。
"半角/全角"キー、もしくは"Shift+Spaceキー"で日本語⇔英数の切り替えができます。
Raspberry Pi(Raspbian)のアップデート
あらすじ
ネットワークにつなぐ
アップデート(パッケージの更新)
ネットワーク(無線LAN)設定
有線LANの場合はRaspberry Piのポートにケーブルを繋げばよいですが、無線LANの場合は設定が必要です。
デスクトップ右上のパソコンが二台並んでいるアイコンをクリックして
接続するアクセスポイントを選択後、PIN(パスワード)を入力。
青い円弧状のマークになったら接続成功です。
パッケージを最新にする
Raspbianに含まれるパッケージに更新がある場合、以下手順でアップデートできます。ネットにつながるようになったら、とりあえず一回やっときましょう。
ターミナルを起動して以下コマンドを実行
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
updateのほうはapt-get(のパッケージリスト)を最新の状態に更新するコマンドで、何かパッケージを入れる前には一度実行しておいたほうが安心です。
upgradeのほうが今インストールされているパッケージのアップデートを行うコマンドで、自分の環境で1時間くらいかかったので、気長に待ちましょう。
途中でY/Nを聞かれるので、下のようにしたほうがいいかも。
sudo apt-get upgrade -y
で、アップデートが終わったら一回再起動しておきます。
sudo reboot
もちろんコマンドじゃなくてメニューからrebootを選んでもOK。
OS導入~起動
あらすじ
OSイメージをmicroSDに書き込む
OSイメージを取得
しばらくはPCでの作業です。
Raspberry Pi は購入時点でOSが入っていないため、自分でインストールします。
さすがRaspberry Pi、至る所にDIY感がにじみ出てます。
まず導入するOSを選ぶわけですが、結構選択肢があります。
Raspberry Pi Downloads - Software for the Raspberry Pi
Windows10がある!と思ったらIoT向けで、通常のPC向けとは挙動が違うようですね。
ここは無難にRaspbianを選択。
"Download ZIP"を押してダウンロードしたら、解凍しておきます。
中に入っているimgファイルがOSのイメージです。
イメージの書き込みツールを入手
入手したimgファイルをmicroSDカードに書き込むためのツールをインストール。
自分が使用しているのがコレです。(Windows向け)
Win32 Disk Imager 日本語情報トップページ - OSDN
インストーラ(Win32DiskImager-0.9.5-install.exe)をダウンロードして指示通りに進めればOK。
OSイメージの書き込み
Win32DiskImagerで先ほどダウンロードしたイメージを書き込みます。
先に、microSDカードをリーダーに挿入しておきます。
Win32DiskImagerを起動して書き込むimgファイルを選択。
Device欄でmicroSDが認識されているドライブを指定します。
あとは"Write"ボタンを押して書き込みが終わるのを待つだけです。
OS起動!
イメージを書き込んだmicroSDカードをRaspberry Piに挿入し、電源を入れるとRaspbianが立ち上がります。
が、その前に必要なケーブルを忘れずにつないでおきましょう。
- キーボード
- マウス
- HDMIケーブル
- LANケーブル(ネットワークに有線接続する場合)
など。
最後に給電用のmicroUSBケーブルを接続すると
おお、起動画面。がんばれラズパイ。
そして、見ているだけでデスクトップ画面まで行ってしまいます。
ひとまず起動するところまで行きましたが、いくつか設定すべき項目が残っています。
次回、初期設定編。
Raspberry Pi 3 Model B 購入の話
あらすじ
- Raspberry Pi買った
- 色々買った
Raspberry Pi 3 Model B 買いました
Raspberry Pi ZEROも欲しかったのですが、Amazonで安く売ってなかったので最新の Raspberry Pi 3 Model B (以下、ラズパイ)にしました。
購入にあたり気になったことがいくつかありましたので書いておきます。
供給元が2つある
Amazonを見ていると、どうも、ラズパイには2種類あるようです。RSコンポーネンツ製とElement14製という選択肢が。。。
比較されているサイトをいくつか見てみましたが、ぶっちゃけどっちでもよさそうなので安いElement14製を購入しました。
意外といろいろ必要
ラズパイ本体だけなら5000円前後で購入できますが、色々な事をやろうとすると、必要な物がそれなりに増えてきます。
買ったもの
- Raspberry Pi 3 Model B 本体
- ケース
- micro SDカード
- 3.5インチモニタ
- 電子工作エントリーキット
つい・・・モニタとか買っちゃった。
買わなかったもの
USB電源(ACアダプタ)
ラズパイに繋ぐ電源は 5V 2.5A が推奨だそうです。
が、調べてるとそこまでの容量はいらなさそうなので、今は家にあるアダプタで様子見です。
LANケーブル・有線キーボード・有線マウス
Raspberry Pi 3 から無線LAN・bluetoothが標準装備となりましたが、初期設定などで必要。家にあるから問題なし。
Office Mobileでドキュメントの新規作成ができなくなった話
概要
- うちのPC(Transbook T90Chi)でWord Mobile立ち上げたら新規作成拒否された
- アカウントログインしなおす
- 新規作成できるようになりました!
本文
Raspberry Pi買ったよ! と言いながらいきなり話題がラズバイから逸れてます。
うちのメインマシンはTransbook T90Chiといういわゆる2in1と呼ばれるものですが、キーボードが付いてる+Office Mobileが入っていたので重宝していました。
ところが最近、WordやExcelで新規作成しようとすると怒られる。。。
「ドキュメントを作成するにはoffice365が必要です」とな。
Office Mobile(無料)の使用条件は満たしてるんでおかしいなーと思いつつGoogleさんに聞いてみると同じような人がいるようで
Office Mobileのバグらしい。
試しにWord Mobileに登録してるアカウントをログアウト→再度ログインで直りました。
同じ症状の方は新規作成画面の右上からどうぞ。